C型肝炎ウイルス(HCV)検査の基準値
抗原陰性
抗体陽性のときに考えられる病気
C型肝炎ウイルスに感染しているか、または過去に感染したことがある。
症状
急性肝炎を発症すると、発熱、食欲不振など。慢性肝炎になると倦怠感、黄疸など。肝がんになる可能性がある。
検査の目的・意義、検査時の注意
C型肝炎ウイルスは輸血や注射針の使い回しなどで感染します。B型肝炎ウイルスのような母子感染や性交渉による感染は少ないとされています。
昔、1本の注射針で複数の人に予防接種をしていたことも一因と考えられています。
感染すると急性肝炎を起こしますが、微熱など軽い症状で気づかないこともあります。
また、ほとんどの人がウイルスが排除されないまま慢性肝炎になり、20~30年ほどかけて肝硬変から肝がん発展します。
C型肝炎ウイルスに感染すると1か月後の検査で陽性になることがあります。
C型肝炎ウイルス(HCV)検査の異常を放置しておくと…
C型肝炎ウイルスに感染して慢性肝炎になっていても、自覚症状はあまりありません。
検査で感染がわかったのに、自覚症状がないからと放置していると、長い時間をかけて病状が進行し、肝硬変や肝がんになってしまうことがあります。
感染がわかったら必ず治療を受けましょう。
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