聴力検査の基準値
30dB未満・・・・・・・・・・・正常
30dB以上50dB未満・・・・・・軽度難聴
50dB以上70dB未満・・・・・・中度難聴
70dB以上100dB未満・・・・・・高度難聴
100dB以上・・・・・・・・・・・ろう
※dB(デシベル)は音の強さを表す。表の「30dB未満」とは、「30dB未満でも聞こえた」という意味。
異常があるときに考えられる病気
難聴、突発性難聴、中耳炎、鼓膜損傷、聴神経や脳の腫瘍、耳硬化症、内耳炎、老人性難聴など
症状
音が聞こえにくい、聞こえない。病気によっては耳鳴り、耳の痛み、耳垂れなど
検査の目的、意義、検査時の注意
雑音を遮断した部屋で、徐々に大きくなる音を聞き、聞こえたらスイッチを押す、という検査です。何種類かの高さ(周波数)の音でテストします。
ヘッドホンで聞く方法と、耳の後ろの骨にレシーバをはりつけて聞く方法を行います。
前者で異常がある場合は、耳の穴や鼓膜などが音を伝える働きに問題がある伝音性難聴、後者で異常がある場合は、内耳や神経が音を感知する働きに問題がある感音性難聴が疑われます。
異常を放置しておくと…
難聴の原因が中耳炎や潰瘍などの病気だった場合は、すぐに治療を受けましょう。
ストレスなどが引き金となる突発性難聴は、治療を始めるのが遅くなればなるほど治りにくくなるので早めの対処が必要です。
また聴力の低下は日常生活にも支障をきたすので、補聴器などで矯正しましょう。
おすすめの聴力検査アプリ
スマートフォンがあれば簡易的に聴力検査をできる時代になっています。
Android用の代表アプリは、こちら
iphone用の代表アプリは、こちら
耳鳴り改善サウンドアプリ
『聴力 & 耳鳴り改善 – Sound Amplifier And Tinnitus Masker App』
耳鼻咽候科医が開発した治療にも活用されているサウンドアプリ(iphone)は、こちら
Leave a reply