糖尿病?!この数値に該当したら要注意
本当に恐ろしい病気である糖尿病。下記の基準値に該当したら要注意です。すぐに医師の指示に従い治療を進めましょう。
〇 HbA1c 6.5%以上
〇 75g ブドウ糖負荷試験 2時間値 140mg/dL 以上
血糖値が高い状態が続く病気
糖尿病は、血中のブドウ糖濃度=血糖値が高すぎる状態が続いてしまう病気です。
糖尿病という名前から「尿に糖が出る病気」と思っている人も少なくありませんが、問題は尿ではなく血液です。
糖尿病と呼ばれたのは、血糖値のことなど知られていなかった時代に、尿に蟻が集まったことなどから尿に糖が出ていることがわかったからです。
糖尿病には1型と2型がある
糖尿病には、生活習慣とは関係ない1型と、悪い生活習慣などが主な原因の2型があります。日本人の場合、糖尿病患者の大半が2型です。
1型糖尿病の原因ははっきりしていませんが、血糖値を下げるホルモンのインスリンがほとんどまたはまったく出なくなるので、毎日インスリンの注射をしながら血糖値をコントロールする必要があります。
2型糖尿病は、遺伝的に糖尿病になりやすい体質があり、そこに食べすぎや運動不足、ストレス、睡眠不足などの要因が加わると発症するといわれています。食事や運動療法、薬剤で血糖値をコントロールします。
放置すると命に関わる合併症が起こる
糖尿病の主な合併症は網膜症、神経障害、腎症です。
網膜症は目の網膜が傷んでいくもので、突然失明することがあります。
神経障害が起こると、痛みや熱さなどの感覚を感じにくくなるため、たとえば足の小さなけがなどに気づかず傷が悪化し、切断を余儀なくされることがあります。
腎臓の血管が傷んで起こる腎症は、悪化すると腎不全になり、人工透析が必要になります。
そのほか、足の動脈が詰まる閉塞性動脈硬化症や、脳卒中、心筋梗塞を起こすこともあります。
心筋梗塞を起こしても、神経障害があるとその痛みを感じず、突然倒れることがあります。
糖尿病の予防・改善法
1.食べすぎず、バランスのとれた食事をする
糖尿病は甘いものの食べすぎで起こるというイメージがあるかもしれませんが、それは正しくありません。
どんなものでも食べすぎれば血糖値は上昇し、その状態が続けば糖尿病になるおそれがあります。
栄養のバランスのよい食事をし、食べすぎないようにすることが大切です。
2.適度な運動をする習慣を持つ
運動不足は肥満のもとであり、肥満は糖尿病の引き金です。
適度な運動をする習慣は肥満を予防し、インスリンが効きにくくなるインスリン抵抗性を改善して、糖尿病予防の効果が期待できます。
ウォーキングや水泳など、有酸素運動をする習慣を持つとよいでしょう。
3.ストレスを解消する
ストレスがかかると、肝臓に蓄えられていたブドウ糖が大量に血中に放出され、血糖値が上がります。
ストレスも糖尿病の発症や悪化に関係があるのです。ストレスを感じたらあまり蓄積をしないうちに解消する努力をしましょう。ときには思い切って休むことも大切です。
4.十分な休息をとる
睡眠不足は糖尿病の発症と関係があることがわかっています。
また睡眠不足はそれ自体がストレスであり、睡眠がとれなければストレスも疲労も減りません。
どんなに忙しくても睡眠時間まで削ってはいけません。昼間の15分程度の仮眠も疲労回復のためには効果的です。
5.定期的に検査を受ける
糖尿病は、初期の段階ではほとんど症状がありません。
最近では、事前に絶食などをしなくても、血液検査だけで糖尿病の可能性があるかどうかがわかります。
血縁者に糖尿病患者がいる人や、過去に糖尿病のおそれがあるといわれたことがある人は、定期的に検査を受けましょう。
サプリメントによる糖尿病対処法
サプリメントは、食事療法や運動療法と合わせて補助的に行います。西洋医学との組み合わせで血糖コントロールを良好にすることができます。
サプリメントは血糖コントロールに効果が期待できるため、もし治療中であるならば必ず医師に事前に申告する必要があります。
食後の高血糖を改善する
・ギムネマ ・グアガム ・桑の葉 ・コロハ ・白インゲン豆抽出物 ・苦瓜 ・ヤーコン
インスリン作用を持つサプリメント
・バナバ
糖尿病への効果が期待できるサプリメント
・アガリクス ・アロエ ・オリーブリーフ ・コエンザイムQ10 ・シナモン ・マイタケ ・霊芝
糖尿病性神経障害に対するサプリメント
・α-リポ酸
桑の葉のサプリのおすすめ
「桑ポリス」は糖尿病患者12名に30日間の臨床試験をした結果、内91%(11名)の方がヘモグロビンA1Cの数値が下がるという結果が出ており、その有用性が多数の学会・フォーラム等で紹介され注目されています。
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