はじめての検査

検査値TG(トリグリセリド)とは

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検査項目TG(トリグリセリド)の基準値

・30~130mg/dl(酵素法)

 

TG(トリグリセリド)とは

コレステロールと同じように脂質の一種で、いわゆる中性脂肪のことです。食事に含まれてる脂肪分が腸管から吸収されるほか、脂肪や糖分を材料として肝臓でもつくられます。

 

疑われるおもな病気などは

高値

高脂血症(Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ型)、糖尿病、ネフローゼ症候群、甲状腺機能低下症、脂肪肝、腎不全など

低値

栄養不良、吸収不良症候群、慢性肝機能障害(肝硬変、肝臓がん)など

 

TGの高値が続くと動脈硬化に

トリグリセリド(中性脂肪)も、総コレステロールやHDL・LDLコレステロールと同様、動脈硬化性の病気を調べるうえで重要な検査です。
トリグリセリドは、皮下や肝臓などに貯蔵されて、必要に応じて血液中に送り出され、生命活動を行ううえで必要なエネルギーになりますが、コレステロールの代謝とも相互に関係し、高値になるとLDLコレステロールを上昇させ、動脈硬化の原因になります。

 

とり過ぎると肥満、脂肪肝などに

TG(トリグリセリド)は、食物にたくさん含まれており、食物の種類やカロリー摂取量によっても変動します。一般に、脂肪や炭水化物・糖分、アルコールなどをとり過ぎると皮下や肝臓などに沈着して高値になり、肥満や脂肪肝などになります。

 

とくにアルコールは、1gあたり8kcalという高カロリーのため、また高栄養のつまみを食べるために、長期にわたっての飲み過ぎは高脂血症の大きな原因になります。

検査前日は禁酒、また夜9時前に夕食を

検査は、酵素を用いた試薬によって測定します。トリグリセリドは食後に上昇し、1~2時間後に最大値になったのち徐々に減少し、食事前の濃度に戻るのに10~14時間かかります。アルコール摂取でも8時間後に最大値になって約30%も増加、さらに脂肪と一緒にとると12時間後でも高値が続きます。
したがって、トリグリセリドの正確な値を知るためには、検査前日は禁酒し、夕食は遅くとも夜9時にはすませ、当日の朝も絶食にします。

 

アルコールや食事が原因の高値は経過観察

トリグリセリドが基準値を超えていたら、2週間後くらいに再検査します。トリグリセリドは、そのほとんどがアルコールや食事の影響、糖尿病や甲状腺機能低下症などの病気によって高値になります。

 

アルコールや食事で高値の場合は300mg/dlくらいまでは運動や食事の改善を指導し、半年に1回ほどのチェックで経過を観察します。

 

トリグリセリドが400mg/dl以上で、HDLコレステロールが40mg/dl以下の場合は、薬剤による治療を行うのが一般的です。

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