はじめての検査

検査値T-Cho(総コレステロール)とは

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T-Cho(総コレステロール)の基準値

・120~220mg/dl(酵素法)

 

コレステロールとは

脂質の一種で、脂肪酸と結びついたエステル型と結びついていない遊離型があり、この2つをあわせてT-Cho(総コレステロール)という。

 

コレステロールは細胞膜や血管壁の構成、副腎皮質ホルモンや性ホルモンの原料、脂肪の吸収に必要な胆汁酸の材料になるなど、生体になくてはならない役割をしている。

 

疑われるおもな病気などは

高値

家族性高コレステロール血症、糖尿病、甲状腺機能低下症、閉塞性黄疸、胆汁性肝硬変、ネフローゼ症候群など

低値

タンジア病、肝実質障害(肝硬変、肝臓がん)、甲状腺機能亢進症、アジソン病など

 

T-Choの高値が続くと動脈硬化に

コレステロールは、細胞膜や血管壁を構成して形状を保つ役割をしています。しかし、異常に高値となると血管壁に取り込まれ、内腔に向かって血管壁が隆起してきます。

 

これが動脈硬化であり、急性心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性の病気の原因になります。

 

糖尿病、甲状腺疾患、腎疾患などで高値に

糖尿病では糖代謝異常と関連して脂質代謝も異常となり、血液中の総コレステロールが増加します。甲状腺機能低下症では代謝が低下するため、ネフローゼ症候群などの腎疾患では腎機能が低下して血液中のアルブミンという蛋白が少なくなるため、それを補正するために総コレステロールが増加します。

 

また、血液中に余分となったコレステロールは肝臓から胆汁中へ排泄されるため、胆管が閉塞すると逆流して増加します。

 

減少すると生体の機能が低下

コレステロールは副腎皮質ホルモンや性ホルモンの原料であり、また脂肪の吸収に必要な胆汁酸の材料でもあります。このため、コレステロールが減少すると生体の機能は低下します。

 

検査当日の朝は絶食

酵素を用いた簡単な方法で測定できます。一般に、基準値以上を高コレステロール血症、以下を低コレステロール血症とみなします。

 

コレステロールは食事の影響が大きいため、検査当日の朝は絶食です。

 

基準値200もしくは220mg/dl以下を目指す

境界値の場合は、2~4週間後に再検査する必要があります。300mg/dl以上なら薬剤によって低下させます。高値になる原因がみつからない場合は、まず食事療法、運動療法で基準値を目指し、それでも下がらない場合は薬物療法を併用します。

 
疫学的調査によると、240mg/dl以上では、200mg/dl以下と比較すると3倍近くも冠状動脈疾患(急性心筋梗塞)になりやすいことがわかっています。このため医師から200もしくは220mg/dl以下になるよう指導されます。

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