はじめての検査

検査値CRE(クレアチニン)とは

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検査項目CRE(クレアチニン)の基準値

男性:0.7~1.4mg/dl(酵素法)
女性:0.5~1.1mg/dl(酵素法)

 

CRE(クレアチニン)とは

BUN(尿素窒素)と同様、CRE(クレアチニン)は体内の蛋白質が分解されたあとの最終産物。筋肉内でクレアチンという物質からつくられて血液中に出現し、腎臓から尿中へ排泄されます。

 

疑われるおもな病気などは

高値

腎機能障害(腎不全)、肝硬変、降圧剤服用など

低値

筋疾患(筋ジストロフィー症)、長期臥床、妊娠など

腎機能が低下すると高値に

前項の尿素窒素と同様に、腎臓病の疑いがあるときに行う検査です。ただし、クレアチニンは尿素窒素と異なり、腎臓では糸球体から濾過されるだけで尿細管から再吸収はされません。

 

 

さらに、腎臓以外の影響を受けにくいという性質があるため、腎臓の排泄能力の指標としてより有効で、クレアチニンの上昇は腎機能が低下した状態をよりよく反映しています。

 

 
しかし、クレアチニンは腎機能(糸球体濾過率)が正常の50%以下になるまでは上昇しないため、軽度の腎機能障害の判定には適当とはいえず、そのためには次に述べるクレアチニン・クリアランスの検査が必要です。

 

筋肉の萎縮する病気では低値に

CRE(クレアチニン)は、筋肉の病気を調べるときにも行います。筋肉内で合成されるクレアチニンの量は筋肉の量に比例するため、筋ジストロフィー症などの筋肉の萎縮する病気があるときは低値になります。

 

男性は女性より高値

限定法にはいくつかあり、それぞれで基準値が若干異なります。本書で提示している酵素法では、酵素の入った試薬と比色計を用いて測定します。
筋肉量の多い男性は女性と比べると10~20%高値になり、体格のよい人は当然高値になります。

 

 

また、年齢が増すごとに糸球体濾過率が低下するため高値になりますが、同時に筋肉量も低下するため、高齢者では腎機能の指標としての血清クレアチニンは、わずかの上昇しか示さないので注意が必要です。

 

 

検査当日の飲食は普通にとってかまいません。前日・当日の激しい運動は控えます。

 

基準値以上のときは繰り返し検査を

基準値以上のときは繰り返し検査を行い、いつも基準値を超えるような場合は、糸球体濾過率はすでに3分の1~2分の1に低下していると考えらえれます。

 

 

運動や食事などに気をつけて、脱水・感染・妊娠などの憎悪因子を避けるような日常生活を送る必要があります。

 

 

また、慢性腎疾患では月1~2回測定し、さらに糸球体濾過率を推定するためにクレアチニン・クリアランスを半年ごとに調べるほうがよいでしょう。

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